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23 2018

開閉できない戸リペア

戸の開閉ができないので、一度見て欲しいとのご要望。

早速お伺い。
部屋入口の戸ノブが、両面共外れた現状。

戸を閉めてしまうと開ける事が出来ない為、常時開放。
お部屋が丸見え状態。

ノブ以外劣化のみで、破損は見られない。
そこで、
新規製作ではなく、ノブ周囲のリペアに決定。
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長年の使用で、ノブのビス周り下地が崩壊。

まず、破損周囲を切開。
下地桟もバラバラ破損。
新規に下地桟組込み。

以前の桟が、強力接着された部分は、
無理に除去せず、利用。
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閉じて、ボンド+ピンネイル止め。
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ノブ取付け後、動き調整。
バックセット穴も歪んでいるらしく、
動きが硬い。

穴真っ直ぐに修正後、
合わせて、掘り込みも修正。
うん、軽くなった。
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片面は、襖紙。
もう片面は、フラッシュなので防水木目紙貼り。
4P_20180613_112121_HDR.jpg


「もう丸見えじゃない。」と、お客様お喜び。
玄関横のお部屋なので、よかった、よかった。

結構、ドアノブ関連の案件は、多い。
ノブが重い・開閉しにくい・取れた・グラグラ・空回りするetc・・。

ノブは部屋に入る為、必ず掴むモノ。
使用劣化は仕方ない所。
ノブ自体の劣化は、交換が適正だと思われ。

ただ、一番最初の取付け施工が、
戸の動きをほぼ決定してしまう。

施工不良だと、開閉時に無理な力が加わる。
結果、ドアの寿命が短命になる事も。

作業自体は簡単だが、意外と正確性が必要。
動きが悪いからといって、
潤滑剤スプレー吹いても、一時的。

それより、
施工箇所を全てチェックして、根本原因を修正すべき。
恒久的な効果てきめん。

いろんな箇所のポイントを、
微妙なバランスで調整していくと、
結構、意外な発見ができる。

「え、こんな事で。」
と、劇的に改善される事例有りなのも、
この案件の特徴。



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