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02 2016

フローリング表層剥がれの補修

結構、年季の入ったマンションLDKのフローリング。

ご覧のとおり、ピースの角が捲れ上がり。
今回は、このキズ補修。

画像では、角の部分補修だけの様に見えて、
実は、隣接する4ピースとも、全体的に剥離寸前。
ちょっと引っ掛ければ、簡単に剥がれるレベル。
0P_20160217_150458_HDR.jpg


本当は、ピース丸ごと剥離して接着剤塗布、
改めて表層接着といきたいところ。

でも、キレイに剥離できるとは限らない為、
不陸部分に切込みを入れながら、
アルテコ流し込み接着。

数が多い+木の反り癖も強く、
この作業だけで結構時間が。

接着後、まだ不陸が強い部分を研磨。
白い部分が、研磨された箇所。
1P_20160217_165307_HDR.jpg


その後塗装にて、リペア完了。
2P_20160217_194914_HDR.jpg


完全な密着状態には、回復できず。
ただ、引っ掛ける事態が起こらない様、
角や端の部分は、特に念入り圧着。

こういう事案の場合、
部分補修と完全剥離補修のどちらも選択肢。

状況説明から先方様に、改めて指示を頂いて、
今回は部分的な補修で完了。

広い面積で劣化した材質の、
寿命を延ばす補修は難しい。

触れば触る程、ひずみが彼方此方から。
おかげで、アルテコお腹一杯吸引。

マスクするの、忘れてた・・。



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