これは、襖をフラットな作業台に寝かせた図。
手前の角が、2cm程の不陸。
4つ角共こんな感じに、エビ反り状態。
作業台の上で、襖がクルクルと回転できる程。
通常の本襖は、骨組みが木材。
この襖は、骨組みは無し。
芯材がダンボールのダンボール襖。
框と引手は、柔らかい樹脂製。
別名、使い捨て襖とも呼ばれ、
建築コストダウン目的の集合住宅や、
一部建売戸建が主なニーズ。
このタイプは、張替お断りの、
建具屋さんや表具屋さんも多々。

なぜ、開閉できない程、反るのか?
それは、骨組みが無い下地に重ねて張替するから。
紙のテンションに、芯材が耐えられない事で発症。
この襖の場合、3枚重ね張り状態。
3倍のテンションが4隅に掛かる計算。

引手穴の断面。
ダンボールそのまま。

反りを解消するには、
テンションを解放するしか方法はナシ。

基本的にこのタイプは、分解できず。
最終下地が出るまで、ひたすら、紙除去。
紙を剥がすというより、コソゲ取る感じ。

テンション解放後。
ここから、自分が紙張り作業開始。
ただ、前の職人さんと同じ張り方をすれば、また反りが生じる為、
この襖専用の張り方が必要。
襖の形は、長方形。
故にテンションは、表裏の4隅の対角上に最も掛かる事から、
それらの張力バランスを均等に分散する手法が、最適。
通常、本襖の場合、カッチリとした仕上げイメージ。
こちらは、フニャっとした仕上げイメージ。
うん、説明がよくワカリマセン。
とにかく、

紙張替時に、
その都度職人さんが、以前の紙を除去していれば、
ここまでの反りが生じる事は無かったはず。
その上、このタイプの襖に対する張り方を考える事は、
自分のスキルも上がっちゃうのになあと、
思っちゃうのは自分だけ?
(そこまでやってられない、というのはナシの方向で。)
手前の角が、2cm程の不陸。
4つ角共こんな感じに、エビ反り状態。
作業台の上で、襖がクルクルと回転できる程。
通常の本襖は、骨組みが木材。
この襖は、骨組みは無し。
芯材がダンボールのダンボール襖。
框と引手は、柔らかい樹脂製。
別名、使い捨て襖とも呼ばれ、
建築コストダウン目的の集合住宅や、
一部建売戸建が主なニーズ。
このタイプは、張替お断りの、
建具屋さんや表具屋さんも多々。

なぜ、開閉できない程、反るのか?
それは、骨組みが無い下地に重ねて張替するから。
紙のテンションに、芯材が耐えられない事で発症。
この襖の場合、3枚重ね張り状態。
3倍のテンションが4隅に掛かる計算。

引手穴の断面。
ダンボールそのまま。

反りを解消するには、
テンションを解放するしか方法はナシ。

基本的にこのタイプは、分解できず。
最終下地が出るまで、ひたすら、紙除去。
紙を剥がすというより、コソゲ取る感じ。

テンション解放後。
ここから、自分が紙張り作業開始。
ただ、前の職人さんと同じ張り方をすれば、また反りが生じる為、
この襖専用の張り方が必要。
襖の形は、長方形。
故にテンションは、表裏の4隅の対角上に最も掛かる事から、
それらの張力バランスを均等に分散する手法が、最適。
通常、本襖の場合、カッチリとした仕上げイメージ。
こちらは、フニャっとした仕上げイメージ。
うん、説明がよくワカリマセン。
とにかく、

紙張替時に、
その都度職人さんが、以前の紙を除去していれば、
ここまでの反りが生じる事は無かったはず。
その上、このタイプの襖に対する張り方を考える事は、
自分のスキルも上がっちゃうのになあと、
思っちゃうのは自分だけ?
(そこまでやってられない、というのはナシの方向で。)
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