fc2ブログ
12 2015

遮音クッション付フローリングのキズ補修

今回は、亀山市にある高層マンション一室のキズ補修。

リビングに一歩入った瞬間に、大きな剥がれが一目瞭然。
長さ40~50cm程の剥がれを中心に、その周囲にも数ヶ所。

この剥がれ部分以外の床はキレイな為、
床全面貼り替えではなく、リペア対応となった模様。
0P_20151021_112821_HDR.jpg


裏側に、遮音クッションが付いているタイプのフローリング。
歩く度にふわふわ沈みます。

剥がれの深さは、平均2mm程。
所々、えぐれ気味の箇所も有り。
1P_20151021_112828_HDR.jpg


キズの範囲が広く浅い為、
パテが後に割れない様に、
念入りに下地調整+プライマー処理。

その後、
完全な平滑面を出す為に、パテ盛りを3回。
凸凹や勾配を確認しながら、切削研磨の繰り返し。

研磨の度にフローリングが、ふわふわ動くのが厄介。
なんとか面出し・目地出し完了。
2P_20151021_174624_HDR.jpg


今回のガン吹きは、常時エア圧調整必須。
一度完全マット状態にしてからの、艶上げ調整。

リペア完了後。
3P_20151022_160207_HDR.jpg


少し、引きの図。
4P_20151022_160043_HDR.jpg


更に、引きの図。
5P_20151022_160243_HDR.jpg


部屋中央から、ベランダ方向へ。
6P_20151022_160114_HDR.jpg


今回のキズの原因は、
フローリングの性質に因るものが大きいのかな。

部屋全体の床状態を調べてみると、
剥がれの兆候の剥離が、あちこちに。

フローリングの表面に、さほどキズは無かった為、
住人さんの使用状態が悪かったとは考えにくく。
また、日光による退色劣化等も見られず。

柔軟性が高いクッションに、
複層接着されている木の材質か接着剤が、
あまり合っていないのかも。

経年で少し表面が浮いた所に、
家具か何か引っ掻けてしまうと、
簡単にペリッとめくれてしまう可能性大。

フローリングの品質はピンキリ。
本当の性質は、使ってみないとわからない。
これは、万物共通な気が。

万物は、・・ですが、
もし、ハズレのフローリングだった場合、
よろしければ、
原状回復のお手伝いさせて頂きます。





スポンサーサイト



0 Comments

Leave a comment