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27 2015

クリーム色フラッシュ戸襖のキズ補修

いつもお世話になっている、伊勢市の畳屋さんからのご依頼。

戸建中古物件のリフォームにおける、
襖張替と建付け修正と戸襖キズ補修概要。
画像では、キズ補修を取り上げます。

クリーム色の合板に何か取付け?
引手側に、数ヶ所のビス穴やいくつかの打痕跡が。
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上部のキズの拡大図。
近くで見ると、結構ケズレてます。
1P_20150906_144111_HDR.jpg


コチラが、ささくれ等を除去した、パテ埋め前の足付け状態。
1P_20150906_150254_HDR.jpg


続いて、下部のキズの拡大図。
打痕跡が目立ちます。
2P_20150906_144226_HDR.jpg


打痕跡周りの盛り上がりをフラットに足付け。
2P_20150906_150237_HDR.jpg


両方のキズの足付け完了。
3P_20150906_150303_HDR.jpg


パテ埋め面出し完了。
4P_20150906_175502_HDR.jpg


2色の塗り分けが必要な為、きっちりマスキング。
まずは、框から調色塗装。
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框を着色後、その上に8分程ツヤ落としでクリア塗装。
乾燥後、マスキングを貼り換えて、合板のクリーム色を調色塗装。
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クリーム色の乾燥後、7分程ツヤ落としでクリア塗装。
乾燥後、周りとの手触りを違和感なく同調させて、リペア完了。
7P_20150907_164941_HDR.jpg


納品時に、監督さんとお話していたら、
この物件は、工事全体の検査が厳しいとの事。

中古物件は状態や条件により、
想定外の現場作業が発生する事が、多々あります。
現場に居合わせた大工さんも、色々大変なようで。

自分担当の建付けも、例外ではなく。
ごっそり新品交換するのがベストの所、
予算上厳しいようで、スムーズに動くようになるまで、
予算内でアノ手コノ手をフル活用。
ただし、表からはあまり判らない様に。

その後、
監督さんにチェックして頂いて、無事納品完了。

厳しい現状と限られた条件の中で、
いかに結果を出せるかを、
問われた現場でした。
ふ~。




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