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28 2015

リゾートホテルの襖クロス張り

今回は、鳥羽市にあるリゾートホテルの、リメイクに伴う襖の張替と新調。
本館と別館があり、今回は別館全室のリメイク工事。

某旅行会社様と、名古屋市の内装会社様からご依頼頂きました。

事前に新調分の採寸に伺った時は、静かな佇まいだったホテルが、
張替分の引き取り日は、多くの業者さんで工事現場の喧噪に。

本数が多いのとホテル内が広いので、運搬だけでかなりの運動量。
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既存の襖紙を、今回はビニールクロスに変更。

まずは、下地だけのすっぴんにして、下地調整。
この下地は、中部地方独特の単板下地。

この下地にクロスを張る場合は、
水糊の濃度とオープンタイムに注意が必要。
ミスると、反りやクロスのごわつきを生じます。
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クロスの柄は、シルバーの細かい市松柄。
四方の市松のチリが、全て均等になる様に張替。
もちろん柄のラインも真っ直ぐに。
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納品。

画像では見にくいですが、
3本の襖の市松柄のラインが、
全て通っていると、かなりいい感じです。
主張しすぎず、でも空間が引き締まるというか。

AM11:00に検査開始予定のところ、
運搬・全室建付け調整終了は、AM10:30。

全室建付け調整に、かなり時間が掛かってしまいました。
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ここは、全室オーシャンビューの広いルーフバルコニーと露天風呂付き。
お天気がいいと、水平線が望めて絶景です。
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汗だくの作業中、意識が飛ばないように、
露天風呂をチラチラ見ながら、
「終わったら、このまま冷たいお風呂に飛び込めるんだ。」
なんて、訳分からない自己暗示掛けてました。
今年、暑すぎ。

でも、絶景な場所での作業は、実に気持ちいい!
有難うございました。





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