新品障子の木口キズ補修です。
画像では、見難いのですが2か所キズがあります。
黒丸の中がキズの位置となります。
まず、1か所目。
木目に対し、真一文字に引っ掻いた様なキズ。
木がまだやわらかい為、簡単にキズがついてしまいます。
これくらいのキズ補修でも、いきなり削ったりサンディングしてしまうと、
かなりの作業量になり、却って汚くなる可能性が高いので要注意。

まずは、木の性質を利用して
ヘコミを戻してから、補修作業。
今回は、表面をカンナやペーパーを使わずに、
別の方法にて調整後、手触りを仕上げ。

2か所目は、なぜかカッターの刃のようなもので、深く切り込んだキズ。
これは、厳しいかな。
と思いつつ、ヘコミを戻してみるもやはり変化せず。
繊維が鋭利に切断されている為無理なよう。

削りやサンディングも通用しない為、埋める方法を選択。
通常、繋ぎにはボンドや糊を使用しますが、
粘着質のモノは、どうしても汚れや違和感が出やすくなる為、
今回は水のみで圧着。
切断面が鋭利で深い場合、充填剤をキッチリ圧縮圧着すれば、
水のみのつなぎでも十分充填可能。
もう少しキズ口が開いていた場合は、
ほんの少し、デンプンの粘り気を加えるといいかも。

通常のキズ補修と違い、新品の場合は、
自分の手の汚れや油分に、特に気を使います。
養生も一手間加えて、木肌を荒らさない様に。
どんなに小さくても、キズの種類が異なれば、
補修方法や材料もそれぞれに合わせて変化させないと、
思ったような結果が出ないもの。
反対に、
ほんの一手間加えるだけで、劇的に結果が良くなる事も。
毎回緊張しつつも、次のアイデアをアレコレ思いつきながら、
有難く作業させて頂いています。
画像では、見難いのですが2か所キズがあります。
黒丸の中がキズの位置となります。
まず、1か所目。
木目に対し、真一文字に引っ掻いた様なキズ。
木がまだやわらかい為、簡単にキズがついてしまいます。
これくらいのキズ補修でも、いきなり削ったりサンディングしてしまうと、
かなりの作業量になり、却って汚くなる可能性が高いので要注意。

まずは、木の性質を利用して
ヘコミを戻してから、補修作業。
今回は、表面をカンナやペーパーを使わずに、
別の方法にて調整後、手触りを仕上げ。

2か所目は、なぜかカッターの刃のようなもので、深く切り込んだキズ。
これは、厳しいかな。
と思いつつ、ヘコミを戻してみるもやはり変化せず。
繊維が鋭利に切断されている為無理なよう。

削りやサンディングも通用しない為、埋める方法を選択。
通常、繋ぎにはボンドや糊を使用しますが、
粘着質のモノは、どうしても汚れや違和感が出やすくなる為、
今回は水のみで圧着。
切断面が鋭利で深い場合、充填剤をキッチリ圧縮圧着すれば、
水のみのつなぎでも十分充填可能。
もう少しキズ口が開いていた場合は、
ほんの少し、デンプンの粘り気を加えるといいかも。

通常のキズ補修と違い、新品の場合は、
自分の手の汚れや油分に、特に気を使います。
養生も一手間加えて、木肌を荒らさない様に。
どんなに小さくても、キズの種類が異なれば、
補修方法や材料もそれぞれに合わせて変化させないと、
思ったような結果が出ないもの。
反対に、
ほんの一手間加えるだけで、劇的に結果が良くなる事も。
毎回緊張しつつも、次のアイデアをアレコレ思いつきながら、
有難く作業させて頂いています。
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