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20 2015

注文住宅の建具納品

久々の襖ネタ、アップです。

温泉で有名な、岐阜県下呂市の家具屋さんからのご依頼。
新築注文住宅建具の建付け・納品作業。
家具屋さんが図面通りに造られた建具を、ピッチリ隙間なく納めるお仕事。
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荷物到着後、早速自分が測った開口寸法図面と、建具の現物寸法の確認計算。
キズの有無を確認しながら、ある程度の框調整も行います。
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コチラが、以前採寸時に伺った時の現場。
室内全て、まだ下地剥き出しの状態。

床の間付近。
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納品時の現場。
クロスは施工済みですが、床はまだ未施工。

建付け・納品完了、入口付近。
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建付け・納品完了、広縁付近。
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近年の住宅は規格化され、建具も工場のラインで造られた規格品を、
現場で組み込むだけという形が、主流。

その中で、注文住宅は規格ではない為、
採寸から建具製作を、現場ごとに手作業で行う必要があります。

建具製作の第一歩である寸法取りは、
絶対にミスがあってはならない作業。

調整誤差も1mm以内に納まる様、
建付けします。

作業自体は、大掛かりなものではありませんが、
間違えれば、各職人さん・各工程にご迷惑が掛かり、
ご依頼主様の信用も失いかねません。
結果と責任は、かなり重大です。

作業完了後、ご依頼主様に作業報告。
OKを頂いた後、報告書は先方様が作って頂けるとの事。

「また、頼むね。」
の一言は、
どなたから頂いても、かなりうれしい。

自分のヤル気は、自分で創り出すもの。

不安が大きい作業ほど、作業完了後の
ドーパミン放出量は大きいようです。





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