今回のキズ補修物件は、高級分譲マンション。
事前に説明を受けていたのですが、
複雑なセキュリティーに、段取りがもたつき気味。
まずは、張替えた障子を納めてから、キズ補修準備にかかります。

メインはコチラ。
キッチンカウンターの、人工大理石のキズ補修。
通称、人大(ジンダイ)。
ジンダイは天然石とは違い、アクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分。
わかりやすくいうと、プラスティックの部類になるのかな。
近年はやりの、骨材等が混入された大理石調タイプとは違い、
此処のジンダイは、白一色です。
まず、コンロ奥側に、長さ20cm程の貫通クラック。

このアングルだと、貫通しているのがわかります。
ジンダイの厚さ、2cmくらいかと。
コンロ側がかなり盛り上がっていて、
指で触るとしっかり引っ掛かる程の、段差有り。

そして、コンロ手前に4cm程のクラックと、横にうっすらクラック。
いずれのクラックにも汚れが入り込み、黒ずんでしまっています。
此処のジンダイは、樹脂の材質上、
半透明の乳白色がメインの色調の為、
汚れや異物が中に入り込むと、その周りに黒っぽく影が発生します。
キッチンカウンター全体の色調が、真っ白というより、
若干、グレーっぽく見えるのも、材質が、半透明の為。

キズの配置、全体図。
これらのクラックは、おそらく、コンロの熱がキッチン内部にこもり、
その熱による膨張率が、ジンダイの限界を超えた為に、発生したのではないかと。
まずは、入り込んだ汚れの完全除去から、スタート。

リペア完了後、コンロ奥側。

リペア完了後、コンロ手前側と横側。

リペア完了後、全体図。

一般的に、樹脂は光にあたると、
黄変する性質を持っています。
太陽光やキッチン蛍光灯の、
照射時間が長い程、黄変の度合いが強くなります。
その為、今回の白ジンダイのキズ補修は、
透明度合いと黄変度合いを合わせつつ、
更に、高難易度の淡色調色。
色々迷いながらも、色々新しく発見も有り。
キッチンでの作業は、フローリングのキズ補修の体勢より、
かなり体にやさしかったのが、うれしい。
今回の石材補修では、準備が間に合わなかったのですが、
ぜひとも、試してみたい石材用充填剤があるので、
次回のキズ補修が楽しみ。
( 白色を見つめ過ぎると、
目のダメージがハンパないのは、
老化現象なのか、そうなのか? )
事前に説明を受けていたのですが、
複雑なセキュリティーに、段取りがもたつき気味。
まずは、張替えた障子を納めてから、キズ補修準備にかかります。

メインはコチラ。
キッチンカウンターの、人工大理石のキズ補修。
通称、人大(ジンダイ)。
ジンダイは天然石とは違い、アクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分。
わかりやすくいうと、プラスティックの部類になるのかな。
近年はやりの、骨材等が混入された大理石調タイプとは違い、
此処のジンダイは、白一色です。
まず、コンロ奥側に、長さ20cm程の貫通クラック。

このアングルだと、貫通しているのがわかります。
ジンダイの厚さ、2cmくらいかと。
コンロ側がかなり盛り上がっていて、
指で触るとしっかり引っ掛かる程の、段差有り。

そして、コンロ手前に4cm程のクラックと、横にうっすらクラック。
いずれのクラックにも汚れが入り込み、黒ずんでしまっています。
此処のジンダイは、樹脂の材質上、
半透明の乳白色がメインの色調の為、
汚れや異物が中に入り込むと、その周りに黒っぽく影が発生します。
キッチンカウンター全体の色調が、真っ白というより、
若干、グレーっぽく見えるのも、材質が、半透明の為。

キズの配置、全体図。
これらのクラックは、おそらく、コンロの熱がキッチン内部にこもり、
その熱による膨張率が、ジンダイの限界を超えた為に、発生したのではないかと。
まずは、入り込んだ汚れの完全除去から、スタート。

リペア完了後、コンロ奥側。

リペア完了後、コンロ手前側と横側。

リペア完了後、全体図。

一般的に、樹脂は光にあたると、
黄変する性質を持っています。
太陽光やキッチン蛍光灯の、
照射時間が長い程、黄変の度合いが強くなります。
その為、今回の白ジンダイのキズ補修は、
透明度合いと黄変度合いを合わせつつ、
更に、高難易度の淡色調色。
色々迷いながらも、色々新しく発見も有り。
キッチンでの作業は、フローリングのキズ補修の体勢より、
かなり体にやさしかったのが、うれしい。
今回の石材補修では、準備が間に合わなかったのですが、
ぜひとも、試してみたい石材用充填剤があるので、
次回のキズ補修が楽しみ。
( 白色を見つめ過ぎると、
目のダメージがハンパないのは、
老化現象なのか、そうなのか? )
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