category: しょうじ 1/1
障子張替ポイントちょこっと

いつもお世話になっている、畳屋さんからのご紹介。お客様は、鎖帷子や鎧等の骨董収集がお好きなようで。そのお宅にて、近年、希少な中抜き&框塗装障子。塗料は、カシュー。漆によく似た高光沢塗料。漆科のカシューナッツの木の油が原料。お客様の話では、60年モノとの事。年代物建具の紙張替後、より建具がキレイに見える、作業ポイントをちょこっと。①桟上のホコリ落とし。水拭き前、まず、桟上のホコリやゴミを、刷毛でしっ...
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お正月前の障子張替

本日完了の、お正月を目前に控えた張替障子納品。いつもお世話になっている、伊勢市の老舗旅館様からのご依頼。障子の数は大量。年季も結構それなりに。本来、平坦な框の表面が、長年の雨風や日光により、激ヤセ状態。おろしがねか、洗濯板の様相。このままでは、紙が張れない為、糊面のしゃくり部分をトリマー加工後、新規に糊面作成。これで、しっかり紙張り可能と。コチラは、以前張替させて頂いた時の障子達。角は、まあるく。...
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ワーロンシート0.3mm

今回は、普通の障子紙からワーロンシート、いわゆるプラスティック障子紙への張替です。このワーロンブランドのプラスティック紙には、色々な種類・厚みがありお客様の猫ちゃんたちのいたずらにも、十分に耐えうる条件を考慮して少し厚めの0.3mm厚の雲龍柄入り選択となりました。例えると、文房具の下敷きみたいな質感ですかね。お客様とご相談中、一匹の猫ちゃんがトコトコと部屋に遊びに来たかと思うと、破れて紙がめくれている...
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桟補修=桟復元

今回は、障子。一軒のお家で30本以上あります。百年モノから、まだ焼けていないキレイなモノまでイロイロ。 仕様もイロイロ。中抜き、荒間、縦繁、横繁、雪見。場所もイロイロ。間仕切り、廊下、サッシ窓。通常、張る紙の種類で、使用する糊を使い分ける方が多いと思いますが、自分は、障子の場所によっても糊の濃度や、種類を使い分けます。例えば、サッシ窓と廊下の場合、廊下は雨に濡れませんが、窓が開いていた場合、...
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